訪問介護を解説!
訪問介護とは利用者の自宅に訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問して、出来ないところをサポートをしてくれるサービスです。
入居施設や通所施設のように施設には行く必要がなく、人見知りの方や施設に抵抗がある人でも気軽に利用できます。
それでは訪問介護について解説していきます。

訪問介護とは、利用者の自宅にホームヘルパーが訪問し、食事や排泄の介助・家事の手伝い・通院の付き添いなどを行うサービスです。1人暮らしの高齢者や他人と打ち解けられない、自宅が落ち着く、施設を使うことに抵抗がある方が使いやすいサービスです。
要介護1以上の認定を受けた人が利用できますが、なかには要支援1,2でも利用回数を制限すれば利用することもできます。

自宅に訪問して介護をしてくれるサービスは主に4種類あります。
【訪問介護】
【訪問入浴】
【定期巡回・随時対応型訪問介護看護】
【夜間対応型訪問介護】
訪問介護
訪問介護員(ホームヘルパー)が自宅に訪問し利用者の出来ない部分をサポートしてくれます。訪問介護では大きく分けて【身体介護・生活援助・通院時の乗降車介助】の3種類のサポートを受けることができます。
①身体介護
身体介護とは、利用者の体に直接触れて行う介護です。
◎食事の介助(食事を口に運ぶなど)
◎入浴介助(身体を洗う、衣類の着脱など)
◎更衣介助(衣類の着脱)
◎歩行や移動介助(歩行を付き添う、車いすを押すなど)
◎排泄介助(トイレに付き添う、汚染した場合の交換など)
◎移乗介助(ベッドから車いす、椅子からベッドなどの移動など)
などが挙げられます。
②生活援助
生活援助とは、日常生活を過ごすなかで利用者が出来ない身の回りのことや家事作業を代行してくれます。
◎料理
◎掃除
◎洗濯
◎衣類の整理
◎買い物代行
◎ゴミ出し
などが挙げられます。
③通院時の乗降車介助
利用者が通院をするときに、車の乗降介助を受けるサービスを「通院等乗降介助」といいます。わかりやすくいうと介護タクシーが提供するサービスです。通院等乗降介助では、乗降車の介助や病院と車までの移動、受診や薬の受け取りの介助をおこないます。
病院内での付き添いや移動の介助はサービス対象に入っていないため注意が必要です。
※訪問介護でできないこともある!
訪問介護は、自宅にいながら介護を受けることができるとても便利で安心なサービスになっていますが、介護保険法で受けることができないサービスが決まっています。
×利用者以外のお世話
例:家族分の食事を作る、子供の面倒を見る、利用者以外が使用している部屋の掃除、来客の対応など
×日常生活に支障がない過剰なサービス
例:庭の草むしり、ペットの世話、窓ふき、留守番など
×医療行為
例:処置が必要な爪の爪切り、薬の管理、インスリンを注射する、褥瘡処置など
訪問入浴
訪問入浴とは、寝たきりの利用者や自宅のお風呂では入浴できない人に、組み立て式の特殊な浴槽を自宅に持ってきてくれて入浴介助を受けるサービスです。介護士2名と看護師1名の合計3名が自宅に来てくれるので安心してサービスを受けることができます。
基本的には要介護1~5の利用者が受けることができるサービスですが、特例によって要支援1.2の方でも利用することができます。
※特例→自宅にお風呂がない、感染症などで施設のお風呂に入ることができないなど
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
定期巡回・随時対応型訪問介護看護とは、日中・夜間問わず24時間日常生活のサービスを受けるだけでなく、緊急時にも駆けつけ対応してくれるサービスです。
看護師がいる、または訪問看護事業所と連携をしている事業所があるため医療行為を含むサービスを受けることができます。
①定期巡回サービス
ホームヘルパーが1日に複数回自宅に訪問し、10~15分程度でできる日常生活上のお世話をしてくれます。②随時対応・訪問サービス
自宅に設置されたケアコールという機械を緊急時に押すと、オペレータに直通されます。状況を判断し、緊急だった場合はすぐに自宅にかけつけてくれます。
③訪問看護サービス
看護師が自宅に訪問し、介護士ではできない医療行為を行ってくれます。
この3つのサービスを組み合わせながら必要な対応をしてくれます。
夜間対応型訪問介護
夜間対応型訪問介護とは、22時~朝6時が含まれる夜間の時間帯に訪問介護員などが対応してくれるサービスです。夜間対応型訪問介護は、対応できる時間帯は事業所によってさまざまですが、法令で8時~18時までは介入してはいけない決まりがあります。名前の通り、夜間に対応してくれるサービスです。
普段の日常生活での介護サービスも受けることができますし、緊急時などで対応してくれるサービスも含まれています。夜ゆっくり休みたい家族や、離れて暮らしている人でも安心して利用できます。

高齢になると自分で動くことが大変になり、1人で過ごすことがどんどん難しくなってきます。介護が必要だけど施設を利用することに抵抗が多い方もたくさんいます。
「まだ自分は大丈夫」「今まで1人でやってこれた」という強い思いからプロに任せることが出来ず、転倒事故が起きたり最悪の場合骨折してしまって今後歩けなくなることもあるのです。
在宅したまま、出来ないことだけ助けてもらえると自分でまだ生活ができる!という本人の自信にもなるし家族も安心ですよね。
そして介護サービスを受けるためには、要介護・要支援認定が必要だったり、地域密着型サービスの規定に当てはまっているなどの条件が必要です。
訪問介護はできること・できないことは法令で決まっています。利用料金に関しては、サービスを受ける時間や回数、介護度など人よって変わってきます。まずは担当のケアマネージャーや、訪問介護事業所に直接連絡をして内容を確認してください。












