介護で心が折れそうな時
気持ちが軽くなる5つの言葉
「介護」というとなにを連想しますか?きつい・汚い・危険・給料が安い・暗い・臭い…
ネガティブな言葉の頭文字をとって「3K」「5K」と、いわれたりします。介護現場にいる私自身も、実際に介護をしながらそれを感じてしまいます。
これから家族を介護する方、介護の世界へ転職される方、不安ですよね。まさにいま介護をされている方。毎日本当にお疲れ様です。
いまツライですか?疲れていませんか?日々の介護で「もう心が折れそう」なあなたへ…介護をすることが決まったあなたへ…介護について知りたいあなたへ…
心が軽くなる気の持ち方を5選まとめます。ぜひ、心の支えにしてください。
1 誰だって「初めて」がある
昨日まで元気だったのに、急に身内が病気になり始まる介護。高齢がすすみ、だんだんと身体が動かしづらくなり、徐々にできていたことができなくなって始まる介護。
転職して右も左もわからないまま始まる介護。憧れていた「介護職」に!という人もなかにはいるとうれしいですね。
このように、介護のきっかけ、スタートラインは1人1人違います。介護が始まるときに感じている気持ちもみなそれぞれです。
ただ1つだけみんな同じことがあります。それは、どれをとっても、誰しも介護は「初めて」から始まります。
オムツ交換がうまくいかない、食事を作っても食べてくれない、話しかけたら怒鳴ってくる、お風呂を嫌がる、うまくいかなくて先輩に怒られる・・・大丈夫です。みんな必ず通る道です。
誰しも「初めて」だからわからなくて出来なくて、当然なのです。最初からうまくいくわけがない。
偉そうにしている介護の先輩だって、同じ失敗を何度もしてきています。テレビに取り上げられるスーパー介護士もたくさんの失敗を重ねて「今」があります。
落ち込む必要なんてないんです。今、介護をしている自分をたくさんほめてあげてください。
2 私だっていつかは高齢者
あなたは自分が高齢者になった姿を想像したことがありますか?私は現場で働いているとき、介護のことを考えるときには、必ず自分が80歳、90歳ぐらいになった姿を想像します。
「認知症になるだろうな」「たぶんすごく迷惑かけるおばあちゃんになるだろうな」とすごくアバウトですがそのように想像します。身体が元気なうちはなかなか想像しにくいと思いますが、「老い」は誰にだってくるものです。
自分が高齢者になったときにどんなふうに声をかけてもらいたいですか?どんなふうに助けてもらいたいですか?どんな表情の人に介護されたいですか?
【今のあなたに あなた自身が高齢者になったとき、介護されたいですか?】
いろいろな高齢者がいます。気難しい人、意地悪な人、暴言・暴力がある人、話を聞いてくれない人…正直、腹が立ちますよね。でも、あなたも、これからどんどん年老いていき、自分が高齢者に必ずなります。
いつもニコニコ笑顔で、若い人のいうことを全部素直にうんうんと聞くような誰からも愛されるような愛らしい高齢者になれると思いますか?
機嫌が悪いときもあるでしょう。ごはんを食べたくないときもあるでしょう。お風呂に入るのがしんどいときもあるでしょう。腹が立って怒りたいときもあるでしょう。
だって人間だから。今あなたの目の前にいる介護を必要としている人もまた「人間」です。あなたを悩ませている目の前の高齢者は未来の自分なのかもしれません。
3 介護に正解はない
私の介護経験の中で、たくさんの参考書を読み漁っていた時期があります。いろいろな研修にも何度も足を運びました。とにかく必死で勉強をしてきました。
でもなにを見ても、勉強しても答えが載っていないことがたくさんあります。参考書どおりにしたのに受け入れてもらえない、うまくいかないなんてことは日常茶飯事です。
それはなぜかというと相手が人である限り介護に「正解」はないからなのです。日々高齢者の状況は変わります。今日はうまくいった!と思っても、明日には同じことをしてもうまくいかない。
いいと思ってしたことが、相手に全然受け入れてもらえない。どちらも正解でどちらも不正解なことも多々あります。
介護ってそんなものなんです。うまくいく日もあればいかない日もある。正解はない。だからそんなに気負わなくていいんですよ。
4 介護していることがすごい!
介護は冒頭でお伝えしたとおり「3K」「5K」といわれています。正直いってきついです。心身ともに負担しかありません。「やりたくない仕事ランキング」では常にトップ5入りです。
だから、「介護をしよう」と思って今それに向き合っていること自体すごいことなんです。誰にでもできることではないのです。
介護をせざるを得ない、仕方のない状況かもしれない、いやいやしているかもしれない。
でも、あなたは今「介護をしている」のです。そのことにどうか誇りをもってください。あなたはすごい!
5 あなたは1人じゃない
介護をしていると、孤独に陥ることがあります。自分ばっかり頑張っている。どこに相談したらいいのかわからず、1人で抱え込む人がたくさんいます。
うまくいかない、苦しい、でも「家族だから」「仕事だから」その言葉でなんとか自分の思いを麻痺させて1人で抱えこんで負のループに陥ります。
でも、あなたは1人じゃないです。抱え込まなくていいです。誰かに相談していいです。「助けて」と言っていいです。悩んでいるのは、苦しいのはあなただけではないのです。
まとめ

介護をしている方々、毎日本当にお疲れ様です。私も介護の世界に飛び込み、右も左もわからぬままたくさんの年月が経ちました。毎日が勉強ですし、幸せなことも多々あります。こんな素敵な仕事をしていることに誇りを持っています。
しかしツライときもあります。苦しいときもあります。何度も何度もやめようと考えたこともあります。
でも、私が今介護を続けられているのは、たくさんの人に助けてもらったおかげです。
「相談できる場所がある」というのは、心の支えになります。

このサイトは、1人で抱え込んでしまうあなたの心の支えになれればと思い作成されました。
どうか、日々ツラく苦しいと思いながら介護をしている人の心が軽くなりますように。


















